奥秩父甲信単独縦走@Day 6 大弛~金峰


 
 のんびりー行こうと決めた最終日の朝。






大弛峠@5:00AM














三張あったテントも私がいちばん最期。
たまたま昨日ここで出会って一言二言会話した♂が私と逆の正規縦走路を踏むんだとか。。
出発直前に声を掛けて歩き出していった彼の後姿を見送りつつ最期の撤収に掛かる。




大弛峠からは朝日峠を抜けて朝日岳、そして金峰☆




最初の30分くらいの階段上りはなかなか堪えたけれど…
それでも時間にして2hちょっと。
その先に待っている最終目的地を思えばこそ、頑張れた。




朝日岳から見据える五丈岩。






影も形も見えすらしなかった金峰の五丈岩をようやく目で捉えることができる場所までやってきた。
ここまでの日数6日目の朝。

そうして辿り着いた金峰山山頂。

山頂直下の裏側から廻って、岩の陰を巻いて。
最初どこへ出るのかもわからず大岩が転がる山頂を歩き続け、痛みに堪え。
五丈岩の姿を視界の端に捉えた瞬間、涙が出てきた。

きっと。
山に登り始めて初めて感じる感覚…。
言葉では言い様のない気持ちがあった。


山頂でのひと時。

天気は良くはなかったものの、ここに至るまで終始見守り続けてくれていた山神様。
富士の山。
そして見守って応援してくれているすべての人たち。


そのすべてに心からの感謝☆






山頂から小屋へ下る懐かしい道。


真さんとゆずひこがいる金峰小屋への道。
走りたくなる気持ちを抑えつつ、痛みと格闘しながらゆっくり下りてく。

そして数ヶ月ぶりに訪れた金峰小屋。




懐かしいようなほっとするような。
6日掛かってようやくここまで歩いて歩き続けてこれたという達成感。


歩荷から帰ってくる真さんとゆずひこを待つまでのまったりスローな時間☆
真さんの仲良しのお客さんというおじさんとこたつでまったり♪
そんな小屋でのひと時もなによりもこの数日間望んでたものだったと思う。


そして久しぶりの再会☆
ゆずひこは相変わらずかわゆいし、真さんには癒されるし。
ちゃっかりお手製カレーまでがっつりご馳走になってしまったー♪w。


明日が会社でなければ泊まってったのになー。
あと一日巻けてればなー。
3日目のあの日、怪我してなければなー。
思うこと、感じることはいろいろあった。

だけど…。

すべてがパズルのピースのように繋がって今が在る。
そう思う。


そうして再来週の再会を心に誓って名残惜しいながらも小屋を後に。。。




金峰は瑞牆ルートから行くと、上りも下りもしんどい山。
今回は大弛からの縦走―。
でも一度目は私もそのしんどいルートを踏んでいる。。


下りも厳しいのでより慎重になることこの上ない下山。




途中振り返り振り返り五丈岩の影を見やる。
再来週また来るからね―
と、自分自身言い聞かせながらも、下山開始。




やっぱり想像以上にきつかったこの日の最期の下山…。


それでもCT巻いて3h以内でここまで下りてこられた。
そうして幕を閉じた奥秩父甲信縦走の6日間☆



最期に金峰を選んで心から良かったと思う気持ち。
きっとそうしなければ最期まで歩き続けることができなかった―
真さんとゆずひこに会うんだって、その気持ちがなによりも強かったから。。
エスケープルートは一切想定していなかった縦走路。


そして怪我をしてより学んだこと。
精神力の強さ。
忍耐力の深さ。
基礎体力や回復力の重要さ。
様々なことが挙げられる。


そぅ。
この道は必ずこれからの道に繋がる。


ほんの少しだけ自分自身に微かな自信というものを感じれた気がする☆




コメント

  1. 6日間お疲れ様でした。
    後、無事下山良かったね♪

    アクシデントはあったにせよ、無事ってことが
    一番だね(*゜▽゜)/
    読み応えのあるブログもお疲れ様でした。

    返信削除
  2. たかちゃん★どうもありがとぅ♪多々事故はあったものの、最期まで必ず歩き通すって、心に誓ってたので♪

    次は冬にロングトレイルしようか、考え中★

    返信削除

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