表丹沢縦走@20111126ヤビツ～塔～鍋割

7月末の最終週末。

それが初めての縦走。

初めての山小屋泊。

そしてまだ二度目の山行だった。

ヤビツ峠からの塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳。

表丹沢縦走。

20kg弱のザックを背負って、まだなにもよくわからず装備もやたら担いで。

何が必要で何が不必要かもわからないままにパッキングしていた頃。

バス停下りて登山道までの道でまず迷って。

1ｈのタイムロス。

挙句終日霧雨雷の中での山歩き。

塔までのたったの4ｈが死にそうになりながら登った苦い記憶。ｗ。

それから4ヶ月。

今回はルートを鍋割にずらして、表丹沢縦走リベンジ。

ヤビツからの塔、鍋割。

表丹沢縦走。

当然、日帰り強行。

目的は塔のおやっさんに山行報告をしに行くこと。

前回のリベンジを果たすこと。

鍋割の鍋焼きうどんを食べること。

そしてほんの少しだけ自分に体力がついたかどうかを試すための山歩き。

今回の同行者はmixiで知り合った山好き♀。

秦野の駅に早めに着いたハズが、この日のヤビツ峠へ向かうバスは大盛況。

有り得ない長蛇の列。。。。

唖然としてしまった。ｗ。

丹沢人気は不動とは知っているもののまさかこの週末にこんなにたくさんの登山者が集うとは。。

臨時バスが出ていたのが幸いしてなんとか二台目のバスに一番乗りで乗れて座れて。

そして相変わらずの睡眠不足な私は即堕ち…zzZ。

ヤビツ峠＠8:00AM

登山届けをポストに投函してそそくさと歩き始める。ｗ。

こんな大行列の中登りたくないーーーー。

ってね。

奥秩父甲信縦走の時もだけど。

みんなやっぱり登山道までの道がわからないのか停滞している登山者もちらほら。

下見してるとやっぱり違うなーと、改めて再認識。

ここヤビツからの縦走路。

前回何がいちばんきつかったって、視界ゼロ、ガス真っ白、そして雨。

三ノ塔までの登りがなによりもきつかった。ｗ。

今回もやっぱり三ノ塔までかなー。

行列の中登ることもしかり、自分のペースで登れないこともしかり。

とは言え、だいぶ楽に感じれたのはきっと、体力がついてきた証、かな？ｗ。

とにかく本当に凄い人の列だったどこもかしこも。

途中途中鎖場渋滞だったり、初心者的な山ガールらしき♀たちがきゃぃきゃぃやってたり。

 

そんな人たちを追い抜いてひたすら歩き続けること3.5ｈ。

 




ひとつめの目的地、塔へ。

山頂ガスてって真っ白で、風も強くて。

だけど物凄い人の数、数、数…。

真っ先に尊仏山荘へ入ってっておやっさんにご挨拶♪

それから途中で置いてきてしまった♀の到着を待って、御昼御飯♪

お決まり山頂珈琲♪

ウィンナーの焙り焼き。ｗ。

やらかしちまった件。ｗ。

サポートタイツの上にコッヘルを一時避難しようとしたら…。

一瞬で溶けた、、、、↓↓ｗ。

たっぷり御飯休憩を取ってからは次の目的地、鍋割山へ向かう。

塔から鍋割までは1.5ｈ程のCTらしい。

 

 でも歩きやすいしup downもなくあっさり巻いて鍋割山頂着♪

小屋へ入った途端ここでも圧倒される登山者の数。

名物鍋焼きうどんを食べようと待つこと30分…。

 よーやくきた鍋割名物♪

御飯いっぱい食べたハズなのにあっさり食べてしまった。。。。ｗ。

そしてゆっくりし過ぎたわけでもなく、鍋焼きうどん待ちで随分と遅くなってしまったけれど、下山開始＠15:30PM

私の中では初めてこんな遅い下山開始…。

少々の不安を抱きつつも大倉へと下る。

バカ尾根まで戻って階段を延々下りた方がわかりやすかったのかもしれないけれど…

戻るタイムロスを考え、二俣から下りるルートを。

うちらがいちばん最後かと思いきやまだ、後にはご夫婦一組。

だけど、今回の下山路なかなか鬱蒼とした森の中の道で暗くなるのも早くてなかなかだった。

そして一番の問題は膝の悪化。

6日間縦走で傷めた左膝が完治してなかったのかまた激痛が…。

先週の金峰の時は大丈夫だったのに。。

さすがに日帰り縦走ともなるとなかなか厳しいようです。。

結局今回も引きずりながらの下山。

あーぁ。。。

最後の最後でなんて失態…。

結局激痛と格闘しつつひたすら歩く歩く。

そしてまた林道へ出たら出たで長くて。

そろそろ陽も落ちかけて山が夜に染まりだす頃…

最後の最後でもうひとり下山してくる人影が。。

実は♂だと思っていたこの人影、なんと鍋割の山小屋手伝ってた♀で。

偶然にも鍋焼きうどんを今日作ってくれてた♀だったことが判明。

大倉→渋沢まで抜けるといううちらを車でpickして渋沢駅まで送ってくれるとのことに♪

とんでもなく大助かりな展開。ｗ。

その♀と一緒に真っ暗な林道をひたすら歩き、県民の森方面へ逸れ。

もうひとり下りてきた小屋の♂の先導で渋沢駅まで送って頂いた♪

もしあのまま大倉まで歩いてたら、、、、と。

考えるとちょっとぞっとする。。。

怪我していない健脚でなら可能だったとも思う。

でも、やっぱり山では何が起こるかわからない。

下山は当然14時半くらいまでには遅くとも開始しなきゃ、、、と。

改めて強く認識した一連の出来事。

と、反省。

しかし。。。

ここへ来て改めていつも感じること。

私は山では出逢う人に本当に恵まれてる。。

前回怪我した時も小淵沢の神社の神主さんに韮崎まで送ってもらい。

先週末金峰では川上から調布へ常連さんに送ってもらい。

今回はその♀。

それ以外にも夜の宴会にご一緒させてもらったり、御飯ご一緒させてもらったり。

本当に山で出逢ういろいろな人たちに心温まる優しさを感じさせてもらってる。

いつか神主さんが言っていたけれど…

私も山で出逢う誰かに必ず、やっぱりおんなじように返していきたい。