@両神山20110807

そんなわけで。。。

丹沢縦走に続き、今度は岩場訓練とのことで、奥秩父両神山へ♪



白井差ルートが環境問題により、廃道閉鎖されたという、、、
そんな出来事もあり、(でも、地主様に通行料払えば良いんだっけか?!)現状メインルートとなっている日向大谷からのピストン。


丹沢の時の失敗を踏まえ、今回は朝早く-
っても、始バスが7:03AMなので、、どうにもそれがギリ。。
小鹿野役場から日向大谷までは1h弱の道を丸通タクシーさん予約して来てもらって◎
なんとか辿り着いて登り出し8:30AM。
それでも明らかに丹沢よりは2.5h早く動けたから幸先良しとしよぅ♪ってな具合で。


両神は古代の神々を祭る神聖な山。
心なしか沢沿いの小川を登ってくと、新緑の中でなんだか物凄く神聖な山の奥地へ向かっているような気さえしてた。





岩場が十数か所あると、と、web上のblog片っ端から読んだりして、
いろいろレポって、なかなか険しい山なのだろうと思って、覚悟してかかった。
でも、それほどまでにしんどさもなく。
鎖場も大半岩を掴んで登ること多々。
逆に鎖やロープのが恐いと感じてしまうのは私だけなのかなぁ…。
最期の確保的な感覚で、鎖を掴むようにしてた。



今回はヤビツでの教訓を踏まえ、減量…
っても、結局10kgは悠に越えてる気がする。。。
でもやっぱり丹沢で鍛えられたのか、意外といけるもんだ◎

真夏日になること想定して水分は大目の3Lとペット2pとサーモス☆
っても、山頂どん兵衛やるための水も入ってるけど。




山行中ほとんど食べずに水分しか採らない自分にはなによりもmust◎
食べ物よりも水分と血糖値上げるために濃い目の熱いレモンティ♪
その分一切食べない行動食は本当に最低限度…。



山に行く度にひとつも食べずに持ち帰る行動食…
もはや行動食ぢゃなく非常食だな。w。



と、まぁ、そんな感じでピーク着が13:00PM。



うん。
大体のコースタイム通りの山行。



なのだけど…
早くも11:00AM時点で雷鳴が…聞こえてたんだよね。。
稜線出る前の木立の中で、その時点でピーク踏めないかも、、、
なんて、考えたりもしてた心中。


ピークまでの時間逆算と距離考えて、続行したけど。
なんとか持ってくれた山の天気に感謝☆



13:40PM。


いよいよポツポツとしてきて、真っ黒な雲が近づき始めて…
10分前くらいから片付け始めて、他の登山者たちが下山開始するのを待って。
急かされるのは嫌だから、落ち着いていちばん最期に下山しよう。
そう決めて、雨対策の準備。


でもやっぱり。
雷鳴が恐ろしく恐くて恐くて、街にいても身体が強張ってしまう自分にはまさに恐さの絶頂。。苦笑。


1hかけて登った急登をひたすら必死の思いで20分で下りました。。
その間も終始物凄い雷鳴音。



岩場での下山渋滞を避けるべく、ひたすら黙々と進んで、
とにかく危険箇所と思われる小屋より上の岩場を雨が本降りになる前に越えなきゃ、、、
と、内心必死だった。
だけど…
それよりももっと危険な場所。。
見落としてたのかもしれない。
小屋より下の登りの時は物凄く神聖で穏やかで癒されてた小川。


この時の雷雨でoverflowするのでは…?!
という不安が脳裏過ぎった瞬間、途端にめっちゃ恐くなった。
いつ本降りなるかわからないくらいギリギリの瀬戸際で、
雷鳴の中半ば駆け下りるくらいの勢いで。


14:30PM。


ついに本降りが始まった。



幾ら木立の中とは言え、いつ身辺の木に落雷するかわからない恐怖感と必死に戦ってた。
この時点でもう既にかなり真っ暗で。
足場も緩んで脆くなりつつあり、危険だとさえ感じた。
ヘッドランプ出して、ひたすら進んで。



ようやく森の中を抜けて、民家が見えてきた頃にはほんの少しだけ空が明るんでた。

16:00PM。
下山。



コースタイム計算してたら意外なことに、
4.5h/2.5hと、結構休憩してたにも関わらず意外に短い。
そんなものなのかもしれないけれど…。
あの山中での雷鳴の中の2.5hは相当に応えた。。。


おかげで何時間も森の中を歩いているような錯覚に陥ってたようで。
冷静に振り返ると、随分と時間間隔が狂っているようだ。



そして最期のtrapはと言えば-



西武秩父駅まで1.5hかけてバスを乗り継ぎ辿り着いたら、、、
そこでも案の定落雷倒木による前沿線不通状態。
完全独立してた。w。


最短距離で飯能か寄居。
そこまで出ないと列車停止は復旧しないそうで。


喚くおっちゃんや、ぎゃぁぎゃぁ文句言って詰め寄ってるおばちゃんや。
はたまた構内に座り込んでたり横たわってる人や。
なかなかな光景やったー。
まぁ。。
うちらはあの極限の危険状態の山中を切り抜けて無事帰ってこられただけで、
ただそれだけで良かったけれど◎
改めていろんな物事の重みを肌で感じた数時間だったのは言うまでもなく。


山でのriskを考えたら足を踏み出せない人も確かにいると思う。。。


それでもやっぱり。
山が好きで惹かれるから、、、riskを承知でまた、行ってしまう…。
初っ端からの立て続けのこの山行はriskおっきかった分だけより、経験知識になったと思ってる。




さて☆

今週末はいよいよ念願の山々縦走。
完登できる確率は50/50%。
その鍵はやっぱり稜線上の天気。
自分の体力。
諸々あるけれど…。


いつでも撤退できる強さを持ってして、挑んでみようと思う♪



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