雲取山縦走@20111015-16奥多摩~奥秩父
のハズが、、相次ぐ週末の天気の崩れにより、南アの林道閉鎖を懸念して、前日での山域変更@雲取山
バスもなんとか運行してくれて、よーやく念願初南アルプス入山♪
と、思いきやまさかの事態。。
気を取り直して奥多摩奥秩父縦走の山旅へ向かいました。
前日終電間際、もみくちゃになりながら西荻の茜の家へ。
3h仮眠後にまだ夜も明けない真っ暗なうちから始発電車に乗り込む@中央線
途中青梅ではえらくどしゃ降りの大雨に見舞われ。
奥多摩もさぞかし酷い雨なのだろうと思いきや、意外に小雨になりつつある@奥多摩St.6:30AM
当然自分たちだけろうと思いつつ、電車下りたら登山者の姿発見!!
ほんの少しほっとしてみたり…。
行先を尋ねたら御前方面とかなんとか、明らか日帰り装備な方たちだったので、まず被らんだろうなーと。自分の心配よりもその人たちの心配をしてしまった。w。
そして駅前バス停には駅ビバークしていた若い♂たちが。。。
初見でした駅ビバーク。w。
そのうち自分もやるであろう駅ビバーク…。
高校生くらいの♂たちは大菩薩に沢をやりに行くんだとか。
これまた行先は別方向。
バスに乗り込みひたすら揺られつつよーやく着いた登山口@鴨沢7:20AM
そして雨が少し降り始めてくる。
小袖乗越から脇道に入って真っ暗な森の山道を歩き続ける。
とにかく薄暗い。。
(それも崩壊しかけの。。)
途中途中一本道なのにやたら不安になってしまったり。
茜は今回初のバックパック荷重。。
10kgないくらいとは思うけれど…やっぱり相当にきつい様子。
早くも息が上がって辛そう。
私はと言えば。
今まで過去8回の縦走山行で散々鍛えられたのか、今回の装備荷重20弱くらいでは大丈夫そう◎
しかも茜に合わせてゆっくりスローペースやから尚更私にとっては楽な感じ。
マムシ岩がどれかもわからず延々と歩き続けた気がしていた。
もし途中でトレランの♂♀お二人に追い抜かされてなければ、もしかして違う山に踏み込んでしまったのかも…。
て、思うくらいに緩ーい感じの山道だった。
(緩過ぎて逆に山歩いてる気がしなくて、迷子になったのではないかと、、、。w。)
休憩していたお二人のおじさんに茜を待ちながら話し掛けたらなんと歩荷のアルバイトをしてるんだとか。。
奥多摩小屋まで運ぶと言っていたけれど、そのすごい量。。
自分にはできないと同時に尊敬の念を抱きました。
こうやって誰かが歩荷しないと、、、食料を山小屋へ上げることもできなくて。。
ヘリで荷揚げできない低山だと誰かの足で力で運び上げられてるのだなーと、しみじみと実感。
分岐からブナ坂を登ろうとすると、なにやら分岐看板に注意書きが。。
ブナ坂は落石のためどうやら登れないそうで。
予想外の展開に七ツ石山小屋を経ての迂回トラバース道を行くことに。
雨もこの頃には上がりつつあって、休憩がてらパッキングし直しつつ小屋のおやじさんと山話。
結局なんだかんだと1h程も経過してしまい、すこし焦る私。w。
この時点で、茜の荷物を肩代わりする覚悟で、担いできた荷物の整理。
水1Lをここで頂いて、更に自分のお酒と茜の35缶3pと。
サースフェーに詰め込めないからエコバッグに突っ込んで肩で持つ感じ。
正直なところ、これが結構きつかったのは後々になってのお話。w。
最悪、茜の体力的に限界だったら…
時間的に厳しかったら…
雨と雷が気になっていたので、また天気が崩れるようなら…
いろんなことが頭の中を過ぎりつつ先を急ぐ。
奥多摩小屋までの道も相変わらずなだらかで緩やかで、まさしくハイキング山道。
そんな山の山容の変化に喜ぶ茜を見て嬉しくなったり♪
しんどいながらも終始山が綺麗だといって、きゃぁきゃぁ言ってる彼女がとてもかわいらしい☆
ここでも少し休んで、先駆けしてワインを飲んで少し回復(?)したのか、雲の流れも見つつ覚悟を決めて最後の山頂までの登りを急ぐ。
遠くでは雨雲が揺れていて、心なしか雷も聞こえる気がするけれど…
今日のうちに山頂避難小屋に着きたい一心で茜を急かす。w。
数箇所ザレ場を越えたけれど、しんどいながらも意外に越えれている自分に驚く。
やっぱり今までの山歩きがいかに苛酷なものだったかをここへ来て初めて実感。
おかげで難なく越えることができ、山頂直下の拓けた山道を急ぐ。
歩き出してから7h程。
休憩もかなり取っているので実質5.5hくらいの歩行時間。
最後の一歩はもちろん茜に先に踏ませてあげたくて、小屋へ荷物を置いて茜を待つ。
茜と一緒に登り始めて今回が三度目☆
一気に標高上げて2,000m越え、本当におめでとう!!
生憎のお天気で雨でガス続きやけど…
ともあれ無事に辿り着けたことにほっとした。
向かって左手の方向には月末歩こうと考えている奥秩父の表銀座と言われる主脈縦走路が見える、ハズ。。。
(実際この日はガスで真っ白で何も展望利かずだったのだけど。。)
月末には今夏の集大成として、、、と、ある、ロングトレイルを企て中。。
早速着替えて暖を取って、荷物整理して遅ればせながらの御飯+お祝い飲み☆
あまりに疲れていたのか、寝て起きて飲んでまた寝てって、いうぐだぐだっぷり。w。
久しぶりの♀トークでまったりな一夜を過ごした。
朝陽も見れなそうなので4時頃に目覚めてまた寝て。
なんだかんだ準備して小屋を出たのが7:00AM。
こんな雨降りの中登る人たちは案外他にもいっぱいいたんだと、不思議。
聞けばみんな雲取山荘に泊まってたんだとか。
トイレが水洗でしかも有り得ない程綺麗な公衆トイレ。
奥秩父への縦走路(?)とは言わないまでも下山道の方がよっぽど登山道らしく。
昨日の山頂までの山道がいかに難なくだったかを再度認識。
トラバースありのup downありの何度か小ピークを踏んだり、山を越えたり。
そりゃ長かった。。。
やっぱり鴨沢からの道を選んで間違いなかったと納得◎
昨日には出逢わなかったパーティや登山者やいろんな人たちと出逢ったり。意外に人が登っていたことが判明。w。
そしてまた三峰神社から登ってくる人たちと擦れ違ったり。
空は次第に青空に変わって、甲信方面は既に澄んだ空の色。
木々も秋の紅葉へと色づき始め、雲取山という山の魅力を存分に感じた山歩きだった。
最後は温泉+ビールのためにと、霧藻ヶ峰から三峰神社までを一気に急ぐ。w。
ただビールのためだけに。
そして途中茜を置いてバス停探しに急ごうと走る。
三峰神社@12:30PM。
バス停もすぐ見つかり、あっさり乗れて道の駅、大滝温泉へ♪
そして温泉後のビールはめっちゃ美味かった♪
もちろん自分自身経験体力共にまだまだ未熟ではあるけれど…
そんな自分でもできることはあるんだと。
今回も一緒に歩いてくれて一緒に楽しんでくれた茜に大感謝☆
そして東京の奥地の素敵な場所、雲取山にも大感謝☆
楽しそうな山行だね♪ヽ(´▽`)/
返信削除その天気で行くとは山女認定