Climb to Mt.
『岳』 映画も観たし原作も読んだ。 本当にいろいろなことを深く考え、思う。 そして自分がやるべきことを考える。 両親がどちらも山岳部で登山家で。 もちろん今でも現役登山家で。 そんな二人に連れてかれ、数々の山に登った子供時代。 白馬。 奥穂。 岩手山。 裏磐梯。 伊吹山。 八ヶ岳。 乗鞍上高地。 記憶が曖昧でそのすべてを覚えていることはないけれど。。 それから20年が過ぎて。 また山に呼ばれてる気がして。 今ここにいる。 国内最高峰は奥穂。 富士山も登ったことない自分が、外国の山々登頂したいなんて。 だいそれたこと考えたりしてるけど。 いつか…と。 国内にも素敵な山たちはたくさんあって。 それこそ登頂したい山も数え切れない。 ひとつひとつ、clearしてけるように。 家族が嫌で家を追い出された高校の卒業式から10年。 まさかこんなカタチで繋がりでまた、両親と交差することがあるなんて思ってもみなかった。。。 感謝も尊敬もものすごいしているし、世間一般的のひとりひとりの人間としては本当に社会的に認められている人たち。 だけど… どうしても家族として、親として、向き合うことがいつからかできなくなってしまっていた。 山を登る。 登り続けていたらいつかきっと。 ちゃんと向き合える日が訪れるのかもしれないね。 何度も何度も怒られながら泣きながら、嫌々連れてかれた山々。 その度にもう二度と…と、心に強く思ったり。 それでもやっぱり。 山に呼ばれる日が来るんだろうなぁ…。 だから私の父親も還暦を越えた今でもチョモランマにattackし続けてるそうだ。 いつかもう一度ちゃんと向き合えるようになるためにも。 今の自分を心から誇れるためにも。 山を登りたい。